ルノーMAGNESIUM8 MINIVELO 改造3

tasumamo

2022年02月03日 07:07

遡って書いています。

「ルノーMAGNESIUM8 MINIVELO改」

改造 続き。

フロントディレーラーの罠にはまる
互換性を無視してST-4700とFD-R3000の組み合わせで組付け

最初直付タイプのFD-4700を取り付けバンドを使って取り付けたのですが、
スプロケ(11-28T)のロー28T チェーンホイール(50×34T)のインナー34Tの組み合わせで、4°のスペーサーを入れてもFDのガイドプレートが、チェーンに接触してしまいました。
(変形性膝関節症を患っているので、軽いギヤで組んでいます)









ロードバイクのパーツは700Cのフレーム角度に合わせて設計されていて、700Cフレームはチェーンスティが、水平線(グリーン)より、上に上がっています。(ハブ軸が上にあります)
シートチューブとチェーンスティの角度(オレンジ線)がミニベロより狭くなるので、通常FDのガイドプレートが、チェーンに接触することはありません。


masiミニベロはシートチューブが寝ているので、細工無しでチェーンが当たりませんでした。


ルノーは、シートチューブが立っているので、FDのガイドプレートが、チェーンに接触してしまいます。



ホイールの直径の関係で、ミニベロはフロントダブル化する際にぶち当たる案件なのですが、幸いな事に今までここまで極端なフレームに遭遇しなかったので、軽く考えていました。
これではフロントインナーは使えません。

品切れで、もはや手に入らない「BLUETEC フロントディレイラーオフセットアダプター」や、
TyrellのFDバンドを使うと良いようですが、Tyrellはお高いので、少し思案

soraで組むとうまい事組めたという口コミがあったので、別案件で使用しようと用意していた、
直付タイプのFD-R3000に


4°のスペーサーを入れて取り付けてみました。







10/9/8速は、何とかガイドプレートにチェーンが接触しなくなりました。


FD-4700のガイドプレートの先端


4700とR3000を重ねてみると


ざっくりですが、オレンジ線の分だけR3000が長い様です。
この差が、取り付け可否の差かもしれません。



ただし引き代が4700系とR3000系では違うので、インナー時にワイヤの遊びをゼロ(パツパツ)にしてやっとアウターに切り替わってくれる状態です。
そこからワイヤを手で引っ張ると、FDは外側にまだ動くので、
ST4700では、引き代が足りません。
ST-4700とFD-R3000は互換性がありません。
試すなら、あくまで自己責任でお願いします。


続きます。

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