何とか効率よく、冷やす方法は無いものかと考えた結果
銅板を使って、直接缶を冷やす方法を試してみました
中の物が冷える順番を、追ってゆくと
ペルチェ素子が、アルミのケースに固定されていて、アルミケースをまず冷やし、次に庫内の空気を冷やし、そして缶を冷やすと言う手順に、なっています
ペルチェ素子を固定しているビスは、触ると冷たいのですが、冷却能力が低い為、対角側のアルミケースまで充分に冷えません
そこで熱伝導率が良い銅板を、素子を取り付けているビスに共締めし、
その銅板で缶を巻いてやれば、冷却効率が上がるのでは?
と、考えて実験してみました
ご覧の様に、きちきちで、銅板で1周巻くのは、無理そうです
この銅板を使いました(写真撮るのを忘れて、既に真っ二つになっています)
こんな感じで曲げてみます
素子のビスで共締めし、収納
銅板が背が高過ぎて、缶が取り出しにくいので、1cmカットしました
この画像は、作業途中で、手前の板のみ低くなっています
試運転
室温の缶ビールを投入して、6時間冷やしてみました
素子に近い4本は、「何とか冷えているな!」
と、いうレベルまで来ましたが、遠い2本は「なまぬる」でした
家の中でのテストでしたので、車の中ではもっと条件(車内温が高い)が悪くなると考えられるので、充分冷やすのは難しいようです
元々冷却能力が低いということでしょう
先日の三重旅で、2日目にサブバッテリから電源を取り、ほぼ車内温の缶を入れて、朝から稼動させてみました
結果は、4本がギリ飲める。遠い2本はぬるい。
という実験と同じ結果でした
1泊だけなら、冷蔵庫で充分冷やした飲み物を入れ、冷蔵稼動状態で目的地まで行けば、冷たいままで飲めそうです
でもそれなら、別のクーラーボックスに保冷剤で飲み物を冷やして持って行った方が良いような気がします
実力を考えた結果、
連泊した際(2日目以降)に、空の状態で電源を入れておき、現地で購入した冷たい飲み物を入れておく
というのが、現実的な使い方の様です
安物は、やっぱりだめですね
大奮発して、「ENGEL製品を買った方が、幸せになれる」という結果でした
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