作業にあたり、6.5mmソケットの6mmヘックスを9.5mmのレンチで使える様に、アダプタをアストロプロダクトで購入。
丁度セットで安かったので、4種類セットを購入しました。
外したローター
見事に擦り減っていました。
新品を取り付け。
ロックタイトをボルトに塗り、購入した変換アダプタを使い締め付け。
最後はトルクレンチで、規定トルクで締め付け。
余談ですが・・・
トルクレンチは、緩めるときに使ってはいけません
何故かと言うと、
大概ボルトが固着していて、緩める際にオーバートルクになり、トルクレンチの精度が落ちてしまうから。
ホイールを取り付けた所、
見事に引きづり。
ホイールが回りません。
走ったら、ピストンが戻らないかと、試走しましたが、全然ダメ
仕方ないので、キャリパーをオーバーホールする事に・・・
ブレーキパッドを固定している緑丸で囲った、このボルトが、抜けません。
ねじ部は外れているのですが、汚れが固着して、外れません。
CRCを吹きかけ、緑丸で囲った反対側の穴から棒を突っ込み、何とか叩き出しました。
(これはホイール装着状態の写真です)
作業の順番を間違えました。
ブレーキのピストンを抜いた際に、ホイールにブレーキフルードが付着するのが嫌だったので、外さなくても作業できるホイールを先に外してしまいました。その為、キャリパーが宙ぶらりんになり、叩いてもパッド固定ボルトに力がうまく掛からず、苦労しました。
フォークからキャリパを外す前に(ホイールを外す前に)パッド固定ボルトは、外せる状態にしておきましょう。
パッドを外してから、ブレーキレバーを何回も握って、ピストンを抜き出し、汚れを落とし、カップグリスを塗って、再取付。
スライドピンも清掃してグリスアップしておきました。
パッドはまだまだ再使用出来る厚みだったのですが、パッド表面が、偏摩耗ローターに合わせて偏摩耗していたのと、あの固定ピンを抜く回数を減らす為、新品パッドに変えました。
パッドが減らないので、何年も在庫していたこのパッドを使いました。
ピストンを抜いた辺りから手が汚れたので、写真無しです。
エア抜きをして、試運転。
当然ですが、引き摺り解消して。タッチも良くなり、新車時の感じになりました。
交換時走行距離
70,691KM
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